SDGsコラム

今後、蛍光灯を捨てるには?(水銀使用製品産業廃棄物)

蛍光灯

 

 

廃掃法の改正があり、一部が10月1日より施行されました。

 

2016年11月に発信したリサイクルハブ通信3号にて書かせて頂いた
『水銀使用製品産業廃棄物』ですが、今回の施行に含まれています。

 

『水銀使用製品産業廃棄』の
新しい運用がある事、ご存知だったでしょうか?

 

「実はまだ対応していないよ…」
「そもそも何の話?」
という排出事業者様も多いかと思います。

 

通常の事業所にて、水銀使用製品産業廃棄物って何と言われれば、
まず考えられるのは『蛍光灯』ですね。

 

LED化が進んではいますが、まだまだ蛍光灯の廃棄は多くあります。

 

今回は、蛍光灯を廃棄しようとしたケースでの
水銀使用製品産業廃棄物の運用方法をまとめてみました。

 

■ 蛍光灯の素材 ■

 

まずは蛍光灯の基礎知識となります。

 

【蛍光灯の素材】
ガラス・鉄・ニッケル・アルミ・蛍光体(アルゴンガス等)・
黄銅・プラ・水銀などが使われており、ガラスが9割を占めています。

 

上記のように、蛍光灯は複数の産廃品目から成り立っています。

 

電子マニフェストでは1つの品目として登録可能ですが、
紙マニフェストの場合は、

「廃プラスチック類 + ガラスくず + 金属くず」

のように、産廃種類に複数チェックが必要です。

 

■ 蛍光灯の廃棄運用方法(例) ■

 

(1)保管について

まず、蛍光灯の保管基準が下記のように変わりました。

 

『蛍光灯は、他の廃棄物と混合しないよう保管が必要』

 

その為、今までのように粗大ごみ等とまとめて保管するのはNGです。
仕切りや保管場所を分けるなど対応しましょう。

 

緩衝材をまいて、縦に長い段ボールなどに入れて保管すると良いですね。

 

また、保管場所の掲示板に『水銀使用製品産業廃棄物』が含まれる事を
記載しておきましょう。

 

(2)収集運搬委託先の業者について

収集運搬の委託は、許可証に蛍光灯素材の品目がある業者に
任せるという点は、以前と変わりありません。

 

今後、許可証には「水銀使用製品産業廃棄物を含む・含まない」の
記載が行われるようになります。

※各行政によって許可証への記載方法は異なります

 

これは業者の許可証が更新されるタイミングで表記されます。

 

許可更新は5年、優良で7年ですが、業者によっては
「含む」の記載があるほうがお客さんに安心して貰えるからと
変更届を出して対応するかもしれません。

 

「含まない」の表記の場合は、委託出来ませんので注意。

 

(3)中間処理委託先の業者について

中間処理の委託は、水銀使用製品産業廃棄物の対応が出来る
業者である事が必要です。

 

水銀ガス除去装置が付いた、専用の蛍光灯破砕機を
使用している等、適正処理出来るか確認しましょう。
(フィルターや集塵設備の有無などチェック!)

 

(4)契約書/覚書と許可証について

水銀が使用されている製品の処理委託は、
契約書に「水銀使用製品産業廃棄物」の記載をしましょう。
(義務ではありません)

 

いまある契約の更新までの間は、そのままで問題ありません。

 

委託契約書は、1年間自動更新形式が多いかと思います。
今年10月を過ぎて更新を迎える場合は、対応が必要です。

 

記載がない場合は、新しく契約書を作成するか、
覚書にて対応をしましょう、

 

またWDSでも水銀使用製品産業廃棄物の記載を含めておくと、
ベストな運用です。

 

(5)引渡し時について

引き渡し時では、マニフェストの記載に注意が必要です。

 

マニフェストには、水銀使用製品産業廃棄物と記載する
必要があります。(義務化されました)

 

産業廃棄物の名称欄や備考・通信欄に記載して、
業者に情報を伝えましょう。

 

ただ紙マニフェストを販売している協会などは、
すでに新しい項目を準備しているところもありますので、
その場合は産廃の種類(チェック欄)で済みます。

 

参考文献:環境省 廃棄物処理法施行令等の改正に関する Q&A
http://www.env.go.jp/recycle/waste/mercury-disposal/H2909_qa1.pdf

 

(文責:斉藤)

 


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