廃棄物リサイクルの現状と歴史

岐阜市椿洞・善商不法投棄事件

岐阜市椿洞不法投棄事件事件とは、岐阜市の山間地域である「椿洞(つばきぼら)」を舞台に起こりました。

 

 

1.岐阜市椿洞不法投棄事件の概要

2004年3月善商が産業廃棄物廃棄場として活用している岐阜市椿洞でゴミの中がくすぶり白い煙が噴出している事が発覚しました。
岐阜市は現地調査開始、2006年11月調査結果発表、七つのボーリング穴からから採取したガスの成分は高濃度の水素と一酸化炭素、ダイオキシンが見つかり市は現場調査をさらに行い、周辺環境に悪影響を与えないような撤去方法を検討する事になりました。
同年、善商の代表者ら6人を産業廃棄物処理法違反で逮捕されました。

 

2.不法投棄された背景

最終処分場が足りない背景があり、処分場建設は住民の反対もあり、どこも捨て場所を求める排出、搬入業者が多く、そのような背景のもと、善商は安値で県内外の業者から大量の産廃を引取、不法投棄を繰り返してきました。

 

3.事件としての発覚

事件の概要で述べた通り2004年3月岐阜市職員が現地で直径50cm、深さ約4mの穴から白煙が立ち上がっているにを発見、後ガスの成分や周辺の地中の温度を専門家に意見を聞いて対応を検討する事となりました。

 

4.その後の経緯

2007年3月市は技術専門会議の設置を発表、あくまで撤去は善商に求めるとするが、善商の実質的経営者の疋田優元被告の判決が確定し、善商が事実上休眠状態と成った為行政代執行も視野に入れて実施計画案を纏める予定です。

結果市が産廃特措法に基づき5年かけて除去した産廃に加え、関係業者の自主撤去も含め50万立方メートルを除去、残る75万立方メートルは土砂やコンクリートが大半でダイオキシン発生の恐れなく、安全面えも問題はないとし2013年3月終息を宣告しました。

撤去に掛かった費用約66億円の内、業者から回収できたのは約1億円にとどまり、今後も回収してゆく予定です。

現地住民で作る現場対策推進協議会は当初全量撤去を求めてきたが、これ以上の廃棄物撤去は、やったとしても景観改善位の効果しか得られず税金を使って更なる撤去は現実的でなく、現場が安全になったのは喜ばしく終息宣言に同意しました。

 

 


画像出典 時事ドットコム

<参考>

岐阜市における産業廃棄物不適正処理事案

善商不法投棄事件の爪痕

 

 


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