この記事の要約
☞ごみ処理業者を探す場合、ごみの種類によって探し方が異なる
☞業者を自分で探すことは可能だが、一から探すのは割と大変
☞ごみ処理業者探しの時間を節約したい場合は、RECYCLE HUBに依頼するのも手
1.事業系一般廃棄物の処理業者の探し方
店舗や事業者で日常的には排出される一般ごみ(いわゆる普通の燃えるごみ)については、事業系一般廃棄物の業許可を持っている業者が対応しています。
多くの自治体では、ホームページで一般廃棄物業者リストを公開しており、こちらから情報を入手することが可能です。ただし、自治体では「各業者の料金情報」や「どこどこの業者が信頼できる」「どこどこの業者がおすすめ」と言った肝心の情報は出していませんので、個別に業者に電話して確認を取る必要があります。
一般廃棄物の許可証には許可区分があり、許可区分が「普通ごみ」であれば、日常的に排出される可燃ごみに対応していることになります。たまに「公園ごみ」や「廃家電」となっている場合がありますが、これらの許可区分は日常的に排出されるごみには対応していません。
また取り扱える品目が限定されている場合もあるので、その確認も必要です。
「自分で探すのは面倒」「良い業者を見分けられない」という方は、RECYCLE HUBの仲介管理サービスを利用しましょう。
2.産業廃棄物の処理業者の探し方
事業を通じて排出される、事業系一般廃棄物以外のごみ=産業廃棄物については、公的機関が運営している代表的な検索サイトとしては、以下のサイトがあります。
公益財団法人である産業廃棄物処理事業振興財団が運営しているサイトです。2019年1月現在、5500社程度の業者情報が掲載されています。公的機関が運営しているだけあって、1社あたりの掲載情報のボリュームは圧倒的にあります。
同じく、産業廃棄物処理事業振興財団が運営しているサイトです。こちらには優良認定を受けている産廃業者のみが掲載されています。登録業者数は、2000社程度です。作成されたのが比較的最近のため、さんぱいくんよりデザインに改良が見られ、見やすくなっています。
東京都が運営しているサイトで、東京都が許可を出している産廃業者を検索できます。東京都が独自に認定している、「産廃エキスパート」「産廃プロフェッショナル 」で検索できるのが特徴です。
その他、民間が運営しているサイトもいくつかあります。このRECYCLE HUBもその1つです。RECYCLE HUBは、2019年1月現在、全国1万2000社超の産廃業者の情報を網羅しています。
上記のサイトから候補の業者をリストアップしたら、委託する品目の許可を持つ収集運搬業者と処分業者の両方を確認します。両方の業許可を持つ業者は多くありますが、許可証はそれぞれ別になっています。許可の有無を確認したら、実際に廃棄物の委託が可能であるか業者に確認します。(廃油の許可を持っていても、廃食油はOKだがエンジンオイルはNGという事もあります)
その業者の営業強化エリアであるか、希望の時間帯(午前/午後/深夜/早朝)に来てもらえるかなどは、許可証からは確認できない情報ですので、ヒアリングが必須です。
「自分で探すのは面倒」「良い業者を見分けられない」という方は、RECYCLE HUBの仲介管理サービスを利用しましょう。
3.資源物のリサイクル業者の探し方
廃油と古紙については、市場に専門のリサイクル業者が存在しており、ある程度まとまった量が出る場合は、無料もしくは有価で買い取ってもらえます。
但し、事業系一般廃棄物や産業廃棄物と違って、公的機関による情報公開はありませんので、自力で探す必要があります。
自分で探すのは面倒」「良い業者を見分けられない」という方は、RECYCLE HUBの仲介管理サービスを利用しましょう。