環境省は、民間企業から粗大ごみとして出される机や棚などのオフィス家具の再利用を進めるため、年度内をめどに企業向けの指針を策定する。古着や古本のように、使用済み製品をそのままの形で利用するリユース(再使用)の一環。指針で業者に買い取ってもらう手順などを示し、ごみの削減につなげる狙いだ。
オフィス家具は、企業の移転に伴い、粗大ごみとして一度に大量廃棄されるケースが多い。中には使用できるものがたくさんあり、効率よく回収することも可能なため、環境省の有識者研究会で「リユースを重点的に進めるべきだ」との指摘が出ていた。
(記事引用元:時事ドットコム 2016/01/09-14:21)
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HUB’S EYE(リサイクルハブコンサルタントの分析)
オフィスで使用された家具は、事業拡大やレイアウトの大幅な変更等で、一度に大量排出されるのが問題です。壊れた事が原因の場合は産廃としての排出が主になりますが、そうではない場合は、リユース・リサイクルに回せる場合も多くあります。
経済産業省のデータより、不要なオフィス家具を排出する理由として、「内装やレイアウト変更等の時に不要になったものを排出する」が 35.6%、「引越時に不要になったものを排出する」が 29.7%とあります。
一度に大量のオフィス家具が排出されるケースは比較的多い状況です。ここから産廃業者に引き渡されるケースが多く、それをリユースに回す事が大事です。
さてオフィス家具ですが、産業廃棄物(粗大ごみ)なので行政は受け付けません。家庭系で出される場合ならば安価で処分する事が出来る行政も多いのですが、産業廃棄物として排出される場合は、費用負担も多くなります。
(処分費一例)
・幅1200mmの片袖デスク約40kg 金属くずの処分費が20円/kgとして800円
・収集運搬費が10,000円~20,000円/トラック1台
産廃として扱うので、産廃業者に依頼する場合、委託契約書の整備やマニフェストの用意も必要です。マニフェストを常備していない場合は、紙マニフェストの用意もしくは電子マニフェストの加入等が必要になります。
さらに産廃処理の場合は、中間処理されリサイクルされる流れとなります。スクラップなどの金属くずならばともかく、そのまま使える備品でしたら勿体無い話です。
一方で業者に有価で引き取って貰う場合、マニフェストの用意は不要となります。
さらにリユースであれば、産廃の中間処理に該当する「切断・破砕・圧縮」というプロセスも不要な為、無駄なエネルギーを使わないので環境負荷が少なめです。
以上、2つの理由から、産廃処理よりもリユースをお勧めします。
使用済み製品を再利用するリユースがもっと活性化すれば、廃棄物の発生抑制にも繋がるので、結果的に循環型社会の実現に繋がります。
弊社でも3Rの一環として、オフィス家具はリユースのもので揃えています。机・椅子・棚など備品関係は8割程使っております。リユース市場には、綺麗でしっかり使える商品が多くあります。オフィス家具が必要になった時、まずリユース品が使えるか検討し、見合うものが無い場合に限って新品を購入するという方法を取ると良いのではないでしょうか。
資源循環には、リサイクルだけではなく、リユースという形もあります。私たちは、リユース・リサイクルの最適な方法を提案致します。
不要物・廃棄物の排出でお困り事がございましたら、リサイクルハブまでお気軽にご相談下さい。
【参考】
オフィス家具再利用を=企業向け指針策定へ-環境省
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201601/2016010900163&g=eco
平成18年度環境問題対策調査等報告書(8P)-経済産業省
http://www.meti.go.jp/policy/recycle/main/data/research/h18fy/180403-87_cjc/180403-87_m.pdf