サステナビリティとは、「持続可能性」を意味する英語の”sustainability”のカタカナ表記です。元々は、1987年に「環境と開発に関する世界委員会」の報告書の中で、”Sustainable Development(持続可能な開発)”という言葉を使用したことが始まりです。持続可能な開発とは、現代の世代が、将来の世代の利益や要求を充足する能力を損なわない範囲内で環境を利用し、要求を満たしていこうとする理念のことです。
環境保護の分野で頻繁に使われることはもちろん、近年では企業活動の分野でも、「利益を上げるだけでなく社会的責任を果たすことで、将来においても事業を存続できる可能性を持ち続ける」という文脈で用いられています。