
「 廃棄処分していた廃食油が飼料へリサイクル」
お客様:大手企業の食堂 A社
依頼のきっかけ
大手メーカーA社の工場にある食堂。調理の過程で出る廃食油の排出が増え、リサイクルハブに連絡がありました。

食堂の廃食油は年々増え、これまでは産廃として捨てていましたが、処分コストも増加し、リサイクルもできていないので、見直す必要が出てきました。
コストとリサイクル
お客様からの依頼を受けて、リサイクルハブのコーディネーターが現地の店舗を訪問。すると、調理からくるゴミの特徴が見えてきました。

まず、廃棄物の内容を調べたところ(リサイクルハブではこれを”組成調査”と呼んでいます)、特徴的だったのは、廃食油が綺麗に濾過され混ざりものがなく、ドラム缶で適切に保管されておりました。保管状態は良いものです。
廃食油をリサイクルができる業者をマッチング
コーディネーターは会社に戻るとすぐに、業者の選定に着手。事業場の住所と回収条件、そして廃棄物の組成調査結果を元に、対応可能な業者を検討します。

そのエリアで廃食油を扱う処理業者は一定数おり、その中で廃食油のリサイクルが可能な業者を選定しました。A社が掲げるサスティナビリティの1つ「資源の有効活用」に沿い、高い再資源化率を実現できる業者を選定、コーディネートしました。高品質の処理ができる業者だったため、有償で買取もでき、お客様の廃棄物処理コストが大幅に下がりました。また、リサイクルハブでは「SDGsレポート」という、そのリサイクルによりどれだけCO2が削減できているかを示す報告書を提出しており、お客様からも役立っていると満足のご評価いただけました。SDGsレポートの雛形はSDGsレポート(サンプル)