SDGsコラム

アースサポート、廃棄物処理を首都圏で拡大 同業をM&A

廃棄物処理のアースサポート(松江市)が首都圏で事業を拡大する。東京の同業者のM&A(合併・買収)により新規参入に必要な一般廃棄物処理業の許可を取得した。収集・運搬から最終処分まで一貫して廃棄物処理を請け負うことで、受注契約を増やす。人口が集中し、2020年の東京五輪を控えてごみ処理の需要が高まっている大都市圏で収益向上を目指す。

 

(記事引用元:日本経済新聞)

 

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HUB’S EYE(リサイクルハブコンサルタントの分析)

リサイクルハブでは、以前、大栄環境とスズトクの業務提携のニュースを取り上げました。大栄環境とスズトクは対等の「提携」でしたが、今回は「買収」という形で、島根県の産廃大手・アースサポートが東京の収集運搬業者である石尾産業を買収して、首都圏での業務拡大に乗り出すようです。

 

今回もドメイン(得意分野)、顧客基盤、企業規模の3つの観点から買収の狙いを考えてみたいと思います。

 

①両社のドメイン(得意分野)
→アースサポートは、収集運搬から中間処理まで幅広く手掛け、石尾産業は収集運搬を専業で行っています。
②両社の顧客基盤
→アースサポートは島根県に強力な地盤を持ち、近年は東京に支社を立ち上げ、首都圏での基盤作りを強化していました。石尾産業は東京の八王子市を中心としたエリアが基盤です。
③両社の規模
→売上高はアースサポートが16億円、石尾産業が1億円です。言うなれば大が小を飲み込む典型的な形ですね。

 

以上のことから、今回は島根県の巨人・アースサポート社の首都圏本格進出の足掛かりとして、石尾産業を買収したことが読み取れます。

もともと産廃業界というのは土着性が強いので、既存の会社を買収してそのエリア進出の足掛かりにするという戦略自体は正しいように思われます。後は如何にして、自社の企業文化に馴染ませていくか、特に東京と島根という地理的な遠さから生まれる緒問題をどう克服するかが成功の鍵を握っているといえそうです。

 

アースサポート株式会社へのリンク

石尾産業株式会社(ホームページ)へのリンク

 

 


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