環境、農林水産両省は6日、廃棄した冷凍カツが食用に横流しされた事件を受け、食品廃棄物の不正転売を防ぐ事業者向けの指針案をまとめた。食品事業者は、廃棄する食品を転売できないよう破砕や刻印などの対策を取ってから産廃処理業者に引き渡す必要があると明記。意見公募などを経て年内に正式決定する。
指針案は、食品廃棄物の転売防止と飼料などへの再利用促進の両立を目指している。食品廃棄物の排出事業者には他に、委託時に産廃処理業者の収集・運搬能力の確認や、適正な料金での契約などを要請。処理終了後に食品廃棄物が再生利用されているか飼料業者に確かめることも求めた。
(記事引用元:時事ドットコムニュース)
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HUB’S EYE(リサイクルハブコンサルタントの分析)
今年の年明け早々に世間を騒がせた、あの廃棄カツ転売事件から約半年が経ちました。この間、産廃業者のダイコーは倒産、愛知県が県費4000万を投入して残りの廃棄食品の撤去に着手しました。
そして、今回ようやく政府として、恒久的な対策を立てるに至りました。今回の打ち立てられた指針は、廃棄食品を確実に転売できないようにするため、破砕や刻印といった物理的な対応を排出事業者に取らせるということのようです。
つまり、それだけ排出事業者側のコストアップに繋がる訳ですが、事業者側の立場に立って考えると、トータルの廃棄コストは今以上に上げたくないでしょうから、内部コストが上がる分、外部に支払うコストはなるべく下げる方向に力学が働くと思われます。
つまり、食品廃棄を取り扱う処理業者にとっては、今以上に厳しい料金交渉を迫られることになりそうです。

一方で業界の標準価格が下がれば、その分業者の経営が苦しくなり、第2のダイコーを生むことに繋がりかねません。適正な処理をするためにはそれに見合う一定のコストが必要であり、そこが廃棄物処理の難しいところでもあります。
そこで、「適正な処理」というのを、「品質」と置き換えて考えてみて下さい。品質の良い商品は品質の低い商品より価格が高いのは当然ですよね。廃棄物処理も同じで、処理品質が高い業者は相対的に料金も高くなる傾向があります。
そして、廃棄物処理においては、もはや「安かろう悪かろう」では許されない時代になってきています。
排出事業者にはこのことを今一度認識した上で、産廃業者を検討するようにして頂きたいと思います。
優良な産廃処理業者を探すには?
適切な処理、リサイクルをするためには、その廃棄物を適切に取り扱えるノウハウを持った『優良な処理業者』を見つける事が重要です。
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