廃棄物の種類と処理・リサイクル方法

ゴムくず

ゴムくずのイメージです

1.ゴムくずとは?

ゴムくずのイメージです

事業活動に伴って発生したゴムくずのうち、天然のゴム原料のみで構成される廃棄物に該当するもの。

※合成ゴムくず(廃タイヤを含む)は「廃プラスチック類」に分類される→廃プラスチック

 

 

2.ゴムくずの具体例

  • 天然ゴムの切断くず
  • 裁断くず
  • ゴムくず
  • ゴム引布くず等
  • エボナイトくず   など

3.ゴムくずの主なリサイクル方法

<概況>
ゴムくずという言葉からは廃タイヤ等の合成樹脂が想起されますが、先述のとおりこれらは廃プラスチックに分類されます。純粋な天然ゴム製品の廃棄物がこのゴムくずに該当しますが、現状では混合廃棄物に少量混在するという形で廃棄・処分されるケースが多いようです。

 

<主なリサイクル用途・方法>

  • 粉砕し製品化・ゴムチップ化
  • 路盤材・セメント原料など…焼却処分後、焼却灰などの残渣を路盤材やセメント原料などの資材へリサイクル。

 

<その他の処理方法>
選別・破砕後にそのまま、もしくは焼却・溶融などの減容処理を経て最終処分場にて埋立処分されます 。