1.ガラスくず、コンクリートくずおよび陶磁器くずとは?
2.ガラスくず、コンクリートくずおよび陶磁器くずのの具体例
1)ガラスくず
- 廃空ビン類
- 板ガラスくず
- アンプルロス
- 破損ガラス
- ガラス繊維くず
- カレットくず
- ガラス粉 など
2)コンクリートくず
- コンクリートブロックくず
- インターロッキングくず
- 石膏ボードくず など
3)陶磁器くず
- 土器くず
- 陶器くず
- せっ器くず
- 磁器くず
- レンガくず
- 耐熱レンガくず
- 石膏型
- タイルくず など
3.ガラスくず、コンクリートくずおよび陶磁器くずの主なリサイクル方法
<概況>
発生した約518万トンのうち63%が再生利用され、32%が最終処分場に埋められました。(2007年度 環境省調査による) リサイクルが進んでいるとはいえますが、まだ発展の余地は十分にあるでしょう。
<主なリサイクル用途・方法>
- カレット
ガラス瓶などを色別に破砕した上で「カレット」と呼ばれるガラス原料として再利用します。カレットはケイ砂などよりも低温で溶かすことができるため、カレットを原料をとしてガラスを生成するとエネルギーと資源の節約になります。 - 舗装材としての再生利用(路盤材)
ガラスくずや屋根瓦を破砕し、舗装材として再利用します。ガラスくずは水を吸わない特性を、屋根瓦は通気性・保水性をそれぞれ活かして再利用されます。 - 石膏原料、石膏ボード(土木資材)、セメント原料、農業資材
再度石膏ボードとしてリサイクルする他、セメント原料や土壌改良剤(アルカリ性の土壌向け)としても再生利用されています。
<その他の処理方法>
破砕をし、容積を小さくした上で埋め立て処分されます。石膏ボードの処分に関しては、管理型最終処分場で処分されます。