SDGsコラム

三菱マテリアル、オランダに貴金属リサイクル拠点

三菱マテリアルは4日、欧州で集めたスクラップから貴金属をリサイクルするための新会社をオランダに設立したと発表した。廃棄された電子機器の基板の検品や破砕などを受け持つ処理施設も新設する。2017年春に完工予定で、同社のスクラップ処理能力は14%増の年間約16万トンになる。投資総額は約40億円。

オランダの施設で処理したスクラップは日本に輸送し、溶鉱炉で精錬して金、銀、プラチナなどの貴金属を回収する。

 

(記事引用元:日本経済新聞)

 

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HUB’S EYE(リサイクルハブコンサルタントの分析)

 

三菱マテリアルと言えば、三菱グループの大手非鉄金属メーカーであり、金の延べ棒などを作っているイメージが強いのではないでしょうか?

もともとは、鉱山を開発あるいは買収して、そこから金属を精錬して販売するというのが同社のコア事業だったのですが、ここ数年で、有力リサイクル企業としての顔を急速に見せ始めてきています。

というのは、鉱山は鉱山でも、都市に埋もれている電子機器類を新たな「鉱脈」として捉え、ここに積極的に投資しているのです。いわゆる”都市鉱山”ですね。

これまで日本の”都市鉱山”の可能性の大きさについては、専門家からも多く指摘されていましたが、今度は欧州の都市鉱山に目を付けたという訳です。

以前、リサイクルハブでは、E-waste問題を取り上げましたが、この三菱マテリアルの事業戦略は、今深刻な問題になっているこのE-wasteを解決する可能性を秘めています。

すなわち、日本のような最新のリサイクル設備が整った先進国にE-wasteを逆流させることで、環境を壊すことなく効率よく再資源化ができるようになるのです。

日本発の技術で世界の環境問題を解決する—。

今後の展開に期待したいですね。

 

 


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