廃棄物処理の中特グループでは、野菜くずをダチョウの餌にし、産んだ卵からのど飴を作るという変わった食品リサイクルを展開しています。
廃棄物処理で飼料化を行った場合、製品としての出荷先は、主に養豚所か養鶏所です。
ダチョウの餌にするのは初めて聞きましたが、野菜や果物をよく食べる為に実現できているそうです。
1羽が1日約10kgも食べるとの事です。
京都府立大学と共同研究で、ダチョウから産まれた卵に抗体をもたせ、その卵を使って抗体入りののど飴などを発売されています。(新発売 「黒糖のど飴」を発売します! 2018/3/23)
廃棄物業者がこのような高付加価値商品を作るのは珍しい事例ですね。
廃棄物+ダチョウ=花粉症にやさしいのどあめ。なぞなぞみたいなこの組み合わせ。種を明かすと、廃棄物として出された食物をダチョウに食べさせ、そのダチョウが産んだ卵からアレルギーの緩和が期待できるのどあめを作り出す、中特ホールディングス(山口県周南市)の事業展開だ。
出典 朝日新聞